工事部門とは
大きく3つ「電気工事」「管工事」「搬送工事」からなる当社の主要部門です。
電気工事
建築物のインフラとなる電気設備工事。
管工事
宿泊施設の空調・給排水設備の配管工事。
搬送工事
半導体・液晶パネルなどのクリーンルームの搬送ライン等。
実際の業務は?
工事というと、皆さんが直接作業をする所を思い浮かべると思いますが、当社での仕事は少し違います。
実際に工事を行う人をまとめ、作業がスムースに進むよう管理監督していく、施工管理・現場監督が主な業務になります。
施工管理の業務
工程管理・原価管理
お客様には、いつまでに工事を完成させてほしい・予算はこれくらい という色んな希望があります。もちろん、実際に作業を行ってもらう他の業者の都合や他の現場の進み具合など、様々な調整を行いながら、工事が工程通り進み、予算内に収まっているかなど計画を立てながら、進めていく業務です。
品質管理
建築物には、国や自治体などで定められた既定・基準というものが存在します。安く・早くできたからといって、そういった基準が満たされていなければ修正や場合によっては、工事そのもののやり直しなどが発生します。そういった事が無いよう、基準を満たしているのかの品質を管理していく業務です。
安全管理
工事は危険な作業も少なくありません。例えば、高所で行う場合や、密閉された場所で行う場合。高圧の電気や、大型の工具など、使い方を間違うと命に係わる事も多いです。作業中に事故が起きないよう、現場を見まわったり、安全指導の徹底やミーティングを行うなど、工事の安全面を管理していく業務です。
工事の一例
電気工事
施設の電気設備工事
ホールや飲食施設などの、照明の計画や電気設備の工事を行います。
照明だけでなく、コンセントなどやスイッチ類の施工を行っています。
太陽光設備
皆さんの家の屋根の上にも設置されているかもしれませんが、太陽光パネルを設置する業務も行っています。
また、太陽光パネルで発電した電気を変換する、パワーコンディショナーの設置や電力会社へ提供できるようになる施設の施工なども含まれます。
トンネル照明工事
施設な屋内だけでなく、屋外の施設も行います。
例えば、トンネルに設置されている照明・受電設備の設置。明るさを調整する制御盤や、非常用の電話機などを設置する工事があります。
最近では、既存の設備を取り換える工事も多く行い、照明LED化なども行います。
当社では、このように日々の生活に欠かせない電気設備工事を行っています。
管工事
管工事では、「水」「水蒸気」「ガス」などを配送する設備を施工しております。身近では、お風呂やトイレ、エアコンの配管などがイメージしやすいでしょうか。
画像は、三重県内のホテルや旅館の給湯設備を施工した写真です。
お客様ごとにニーズは異なり、ホテルや旅館などそれぞれの雰囲気や形に合った設備が必要となるため、お客様の要望をしっかりヒアリングして施工する事を大切にしております。
温泉施設だけでなく、マンションや商業施設など皆さんも一度は利用した事があるような施設の空調や水回りなど、生活になくてはならない仕事、それが管工事の業務になります。
搬送工事
搬送工事は、半導体や記憶媒体を製造する工場内での工事がメインとなります。
特に、半導体などはクリーンルームと呼ばれる不純物や微細なゴミなどを持ち込まない特殊な部屋で製造されており内部は全て機械化されています。
そのため、工場内で製造した製品を運ぶために機械が移動するレールの据付や、電源を制御する制御盤。製品を納めるためのラックの電源配線など、搬送を機械化するための工事の管理監督業務を行います。
当社の搬送工事は、国内だけにとどまらず、中国や台湾などでも活躍しており大規模な現場も多くあります。
工事部の強みとは?
電気や水道、ガス、空調設備や照明など、皆さんが日々生活していくうえでなくてはならない社会インフラを根底から支える仕事です。特に、電気工事業・管工事業についての受注高は、三重県No1 となっております。
皆さんが家族で利用するかもしれない施設を管理監督し作り上げていく、社会になくてはならない仕事です。